ゲーム関連株 米国株

マイクロソフトの決算情報(ポイントを絞って分かりやすく解説)


(出典:FInancial Times)

今回もゲーム関連銘柄を続けます。

第二弾はマイクロソフト(NASDAQ:MSFT)です。

GAFAMの記事を本当は書きたくなかったのですが、ソニー同様、ゲーム業界を語る上では避けて通れない巨人なので、確り調べたいと思います。

では企業情報を見ていきましょう。

事業内容と競争
パソコン触ったことないって人以外、このメーカーを知らない人はいない筈です。
元々はPCのOSメーカーですね。

私も初めて知りましたが、マイクロソフトの主な事業はソフトだけでは無く(お恥ずかしながら、マイクロソフトがxboxを作ってたとは知りませんでした・・・)、クラウド、PC等のデバイス、ゲーム等様々な事業をバランスよく取り組んでいます。

ゲーム事業については、ハードはxbox、ソフトはXbox Game Studiosという子会社が制作、ネットはXbox Liveというサービスを提供しています。
ゲーム(ハードを含む)の売上では、任天堂に続く世界4位です。

正直私はxboxをプレイしたことが無いので、xboxの魅力が分かりません。
実際、xbox one はゲーム機が高額だったこともあってアメリカ本国でも劣勢に立たされ、ソフトの本数等でもプレイステーションに遅れをとっているように見えます。

そんな状況下、マイクロソフトはクラウドゲーミングに今後更に力を入れていくようです。
参考迄、クラウドゲーミングとはゲームをストリーミング配信するサービスで、ゲームを実行するのに必要な高性能の演算装置(ゲーム機)が不要になるものですね。
One drive等、他の事業でクラウドを提供しているマイクロソフトにとって、クラウドゲーミングではソニーや任天堂といった競合よりずっと優位に立っています。
マイクロソフトは近々にクラウドゲーミング用の端末を発表する予定で、普通のTVスクリーンでゲームが出来るようになるとか。
PCでxboxが遊べるアプリも発表する予定だそうです。

顧客と需要
ゲーム分野でのマイクロソフト(xbox)の顧客は、男性6:女性4、20代後半~30代前半が多いです。
プレイステーションとユーザーが少し異なるところもありますが、基本的には同じ青年層がターゲットですね。
社会からの需要ですが、ゲームは必需品では無いですが、コロナ禍ではむしろ需要が増えたように、よほど貧困に陥ることが無い限り、暇つぶしを強く求める現代においては根強い需要が常にあります。

業績

流石はGAFAMの一角、売上、利益全て右肩上がりです。
特に2018年、Windows 10が発売開始されたころから業績が伸びていますね。
2021年1Qの業績は、売上が前期比12%増の417億ドル、営業利益が25%増の170億ドルでした。
各部門で売り上げが伸び、サーバー等の利用が予想を超えたとのことです。

株価、各指標、配当

株価も業績に連動して伸びていますね(最新の株価はこちら)。

業績より株価の伸びの方が大きく、PERも右肩上がりで、2021年6月11日のPER=35.43倍です。
割高の水準ですが、米国株やIT株の平均と比較すると寧ろ低い方です。

ROEはやや安定していませんが、直近では上昇傾向で、2021年1QのROE=44.24%です。
設備が少ないIT業界においてROEは高くなる傾向ですが、上記の数値はIT業界のなかでも高い水準だと思います。


配当金は、2006年からずっと増配しています。
2021年6月11日時点の最新の配当金は$2.24、配当利回りは0.87%です。
高配当では無いですが、連続増配は注目に値します。

財務諸表

2020年は増収増益で順調でした。
IT業界にはよくある話ですが、利益率が36%と高いですね。
(それだけぼったくりな価格設定をしているとも言えますが・・・)


流動比率は252%と相当高く支払い能力は全く問題無いですね。
もっと負債を増やして資金をビジネスに使っても良さそうです。
自己資本比率は39%とまずまずで、優良企業のなかでは少し低い水準かもしれません。


営業キャッシュフローがプラス、投資キャッシュフローと財務キャッシュフローがマイナスで、優等生の資金繰りです。
財務キャッシュフローが大きいですが、これは自己株買い戻しと配当金が主です。
自己株買いをしなくても株価が上がりそうですが、株主をかなり大事にしてる(気にし過ぎている??)ようですね。

今後の業績予想
2021年の業績予想は、売上が16%増の1,661億ドル、純利益が33%増の591億ドルです。
詳細情報が見つかりませんでしたが、2021年もこれまで同様、着実に業績を伸ばせる自信があるようです。
マイクロソフトの3事業部いずれも、コロナ後で大きく需要が落ち込む性質のビジネスでは無いので、上記予想の確度は高そうです。

総評

マイクロソフトの個人的な総合評価は80点です。
xboxの競争力はイマイチですが、クラウドゲーミングの提案は期待ができ、マイクロソフトの強みを活かしたビジネスだと思います。
収益力、財務安定性、成長性もトップクラスです。
何より一番良いのは、GAFAMの一角でありながら、それほど割高では無いというところです。
私は本当に超割安銘柄が好きなので、私個人がマイクロソフトに投資するかどうかは迷うところですが、とにかく大きくて安定した企業が好きで、でも株価が伸びそうな銘柄に投資したいという方には是非お勧めしたい銘柄です。

以上、マイクロソフトの株情報でした。

引用元
https://www.macrotrends.net/
https://www.microsoft.com/en-us/Investor/default.aspx
https://www.thomsonreuters.com/en.html

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