ゲーム関連株 日本株

任天堂の決算情報(ポイントを絞って分かりやすく解説)


(出典:engadget

今回もゲーム関連銘柄を続けます。

今回は任天堂(7974)です。
国内株ですがご了承下さい。

子供じゃなくても知っているでしょう。
世界に誇るゲーム、おもちゃメーカーです。

因みに、yahooファイナンスで任天堂の株価をみると(2021年6月16日時点)、めちゃくちゃ高くて最低でも600万円以上は必要なので、投資したい方は手持ち資金をご確認下さい。

では企業情報を見ていきましょう。

事業内容と競争
任天堂はゲーム専業の企業ですね。
戦前からおもちゃを作り続けてきた老舗企業です。
ゲーム機もソニーに先駆けて初期から製造していました。
当時、友達がファミコンを買って、ほぼ毎日友達の家に入り浸ってゲームをしていたのが懐かしいです。

今日で任天堂のゲーム機といえばニンテンドースイッチです。
2020年に世界で一番売れたゲーム機ですね。
私は知りませんでしたが、ニンテンドースイッチは一応、据え置き型ゲーム機らしいです。
まあ確かに置いて使えますが、あれはもはや携帯型ゲーム機な気がしますが・・・。

言わずもがな、最大の競合はソニーですが、2020年の結果だけを見れば任天堂の圧勝でしょう。
ゲーム機は無論、ソフトでも1~3位をSwitchが独占です。

顧客と需要
任天堂switchのユーザーは、男性:女性=74.7:25.3、10~14代と子供が多いですね。
マーケティングの題材としても任天堂はよく取り上げられますが、ソニーと確り分業して、ゲームコアファンでは無く子供や女性をターゲットにしています。

社会からの需要ですが、ゲーム機の需要は年々着実に伸びています。
ただ、2020年にSwitchが売れすぎたので、Switchの需要は一旦落ち着く筈です。

財務諸表

(出典:任天堂2020年度決算短信

2021年度3月期は大幅な増収増益でした。
Nintendo Switchのハード、ソフト何れも大幅に伸びたそうです。

上記の損益計算書から、今期は巣籠り需要をがっつり捉えて業績が大幅に向上した、恐らく2020年3月期の業績が本来の任天堂の実力である、と言えます。

尚、上記売上のうち、なんと77%が海外売上です。
私個人はあまり海外で任天堂製品をみたことが無いのですが(発展途上国しか行ってないからですね笑)、アメリカが大半、続いて欧州(欧州は結構行ってますけど、見たことない笑)で販売が多いとのこと。
とにかく、上記の数字を見ると間違いなく世界のNintendoですね。

因みに、利益率は2.7%で、Search.comに記載がある玩具業界の平均と比較すると低いです。


(出典:任天堂2020年度決算短信

資産状況は、前期比で取引が増えたので資産も負債も増加しています。
尚、流動比率は383%で、十分すぎるほど支払い能力があります。
少し高すぎるので、借入を増やして資金をもっと有効活用しても良いかもしれません。
自己資本比率は76%で、先ず倒産の心配はありません。


(出典:任天堂2020年度決算短信

営業キャッシュフローがプラス、投資キャッシュフローがマイナス、財務キャッシュフローがマイナスで、安定感抜群の優等生の資金繰りです。
もう少し投資しても良いような気がしますが、2022年3月期に大きな投資をするのかもしれませんね。

株価、配当、各指標

(出典:yahooファイナンス

株価は2019年から右肩上がりで、過去5年では最高値の状態です。


(出典:yahooファイナンス

上記は2021年6月16日時点の各指標です。
任天堂は配当金を出しており、配当金チェッカーによると近年は増配傾向なので、それだけ収益に余裕があると言えます。
PERについては、Kabutanのデータによればゲーム関連銘柄の中では任天堂は高くも低くも無い、つまり割高でも割安でも無い水準です。
PBRは1倍を超えており、他と比較するとやや高い、つまり割高な水準です。

上記より、収益は余裕があるものの、株価は割高な状態だと言えます。

今後の見通し
2020年度決算短信によると、次期は売上高1兆6,000億円、純利益3,400億円を見込んでいるということです。
流石に2021年3月期の、コロナの巣籠り需要による爆発的な記録を上回るのは無理ですが、2020年3月期を超える予想です。
Nintendo Switchのハード・ソフト共に今までの勢いで売っていくということです。
尚、コロナにより製造に影響が出るリスクがある他、半導体不足も支障をきたす可能性があるとのことです。

総評

任天堂の個人的な総合評価は73点です。
競争力がずば抜けていますが、成長性や収益力は平均的と評価します。
今後も業界で独自のポジションを維持しますが、伸びがイマイチだと思い、投資は見送る判断としました。

以上、任天堂の決算情報でした。

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