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ファイザー(Pfizer)の決算情報(ポイントを絞って分かりやすく解説)


(出典:IndustryWeek)

前回に引き続きワクチン関連銘柄を紹介していきます。

今回も日本にも既に入ってきているワクチン、ファイザー(NYSE: PFE)を紹介したいと思います。

ファイザーの事業内容

上述の通り、ファイザーは製薬会社です。
ワクチンと紹介してますが、もちろん他にも様々な薬品を製造しています。
ファイザー2020年年次報告書によると、一番売れているのは「prevnar 13」という肺炎球菌ワクチン、2番目が「Ibrance」という乳がんの治療薬です。

ファイザーの競合

PHARMACEUTICAL TECHNOLOGYによると、製薬会社世界1位はジョンソンエンドジョンソン、2位はファイザーです。

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コロナウイルスワクチン売上は、Genetic Engineering & Biotechnology Newsによれば、ファイザーが堂々の1位です。
2位はモデルナ、ジョンソンのワクチンは8位ですね。

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ファイザーの業績


(出典:macrotrends

売上、営業利益、純利益は一定ですが、大きく落ち込む時期があり、やや安定性に欠けます。
2021年第一四半期での売上の大幅増加は、主にBNT162b2(コロナウイルスワクチン)の売上によるものです。


(出典:macrotrends

EPSも同様に落ち込む時期があり、上下の変化が大きいです。

ファイザーの株価、配当、各指標


(出典:macrotrends

株価は右肩上がりで、3年間で約30%伸びています。


(出典:macrotrends

配当も右肩上がりで、直近で大幅増配になっています。
2021年5月28日の配当利回りは4.04%です。


(出典:macrotrends)

利益が安定しないのでPERも上下に動きが激しいです。
2021年6月18日のPER=22.82です。
ROEも一定レベルは保っているものの安定せず、最新のROE=16.98%です。

ファイザーの財務諸表


(出典:ファイザー2020年年次報告書)

2020年は増収減益となっています。


(出典:ファイザー2020年年次報告書)

資産、負債が僅かに減少となっています。
流動資産÷流動負債=流動比率は135%と標準的で、支払い能力は十分です。
自己資本比率は41%で、安全圏の目安である40%を超えているので、倒産の心配は無さそうです。


(出典:ファイザー2020年年次報告書)

キャッシュフローは営業キャッシュフローが僅かに増加しており、投資キャッシュフローはマイナスで昨年とほぼ同じレベルです。
フリーキャッシュフローはプラスで十分なキャッシュが手元に残りました。
財務キャッシュフローはマイナスで、主に短期借入金の返済を行いました。

ファイザーの今後の業績

2021年の業績予想は売上740億ドル、純利益179億ドルです。

ファイザーの総評

ファイザーの個人的な総合評価は83点です。

やや業績が安定しないですが、基本的には収益力、財務安定性、成長性何れも素晴らしい水準です。
株価は割安というレベルでは無いですが、話題沸騰中の製薬会社の中ではお買い得なレベルです。
私個人は投資するか迷うところですが、ワクチン関連銘柄で投資したい方にはファイザーを強くおススメします。

以上、ファイザーの決算情報でした。

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