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テスラの株情報


(出典:businessgreen)

EV関連銘柄は今回でひとくくりにしたいと思います。

説明不要でしょう、最後はEVメーカーの巨人、テスラ(NASDAQ: TSLA)です。

イーロン・マスクの本は大分昔に読んだことがあるんですけどね。
残念ながらテスラの株が大化けするという直感が働くことはなかったです。。。

では企業情報を見ていきましょう。

事業内容と競争
テスラはEVメーカーです。
ご存知だとは思いますが、テスラは2006年の創業からずーっと電気自動車の製造を続けてます。

日本でロードスターが発表されたのは2010年で、当時のことは私もよく覚えていますが、電気自動車が実用されたのは良いけど金額が高いなー、という印象でした。
今は新車でもモデル3が434万円と、かなり安くなりましたね(個人的にはまだ高いと思いますが。。。)。

いうまでも無く、テスラはEVで世界シェアトップです。
売上の大半は米国で、残りは中国やオランダですね。
他の自動車メーカーと比べると自国(アメリカ)での販売に偏っています。
テスラは自動車メーカーとしては歴史が浅いので、まだ世界に販売チャネルが少ないと言えます。

テスラの決算書によると、テスラの強みは電気モーターに適した動力伝達装置と、バッテリーの開発技術だとのことです。
モーターを2個使っており、車輪は4輪駆動で高い走行性能を発揮します。
バッテリー開発には長い年月をかけており、高いエネルギー密度はもちろん、低コストでの製造が自慢です。

但し、テスラのEVに対する市場の評判は微妙です。
Youtube等でも紹介されていますが、J.D. Powerの品質調査によると、32ブランドの中で最下位の評価となっています。
Youtubeをご覧になった方はご存知の通り、個体差があると思いますが、単純に作りが悪いですね。
各モジュールを設計図通りに製造できていないので、くみ上げたときにモジュール同士がズレたりしています。
製造精度が低く、自動車メーカーとしてのレベルがまだまだといったところです。

顧客と需要
テスラは直接販売を行っており、直営店、もしくはインターネット販売を行っています。
他の自動車メーカーと同じく、基本的にはエンドユーザーが顧客になりますね。
テスラに限らず、EVの販売台数は年々伸びており、コロナ後で経済が回復すれば需要が爆発するかもしれません。

業績

売上が加速度的に伸びていますね。
利益については、2019年迄は万年赤字でした。
ごく最近に黒字化したんですね。
EVが本当に売れ始めたのは2017~2018年なので、テスラは長い間、自分たちの時代が来るのを待っていたと言えます。
2021年第1四半期の売上は前期比73%増の103億ドル、純利益は約7倍の4.6億ドルでした。
EVの売上が倍増して業績も大幅に伸びています。

株価、各指標、配当

ご存知の通り、株価は2020年で約7倍に伸びました(最新の株価はこちら)。

黒字化したのはつい最近なのでPERは暫く0で、直近2021年6月11日のPER=610.12です。
PERがここまで高い銘柄はなかなか見ませんね、完全に超過熱状態です。

ずーっと赤字だったのでROEもマイナスでした。
2021年1QはROE=5.97%です。
設備が多い製造業とは言え、少し低い数値ですね。
暫くはこれくらいの数値で停滞しそうです。

テスラは無配当です。
だんだん収益が出てきたので、そろそろ配当金を出すかもしれませんね。

財務諸表

2020年は増収増益、初めて黒字化しています。
自動車メーカーはどこもそうですが、営業利益率が6%と、テスラも低いですね。


流動比率は187%で、支払い能力は十分です。
一時的に流動資産が増えているので、上記の通り高い比率になっています。
自己資本比率は46%で、製造業のなかではかなり高いほうです。
株式払込剰余金が増加し、株主資本が大きくなった為ですね。


営業キャッシュフローがかなり大きくなっているのは素晴らしいですね。
投資キャッシュフローが増加していますが、フリーキャッシュフローはプラスでお金が手元に残っています。
財務キャッシュフローが大きなプラスで、新株発行で資金調達しています。
2020年10月、工場等の大型投資を発表しているので、恐らくそれに使う資金でしょう。

今後の業績予想
2021年の業績予想は前期比55%の490億ドル、純利益は30億ドルとなっています。
純利益が大幅増となっている理由は不明ですが、研究開発費や営業費用が大体固定額なので、売上が伸びる分だけ利益も伸びるという予想だと思います。

総評

テスラの個人的な総合評価は60点です。
コロナ後にEVの需要は伸びそうですが、競合もEVに力を入れているので今後は厳しい戦いが予想されます。
あと最近黒字化したばかりなので仕方が無いかもしれませんが、収益力が低いです。
その割に株価が高すぎて、企業の実力に全く見合っていないように感じます。
唯一評価できるのは業績の伸びで、あと1年は業績も伸びると予想します。
競合が確りEVを製造できる体制が整えられたら、テスラの時代は終わりそうです。
酷評になってしまいましたが、当然私はテスラの株を買いません。

以上、テスラの株情報でした。

引用元
https://www.macrotrends.net/
https://www.google.com/finance/
https://ir.tesla.com/

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