米国株

バフェットも投資している!ベライゾン・コミュニケーションズ(米国株)の銘柄分析


(出典:Forbes

今日は、本当は教えたくない狙い目のお宝銘柄を教えちゃいます!!

今回の株情報は、アメリカの通信会社、ベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE: VZ)です。

実はダウ平均の1社に選ばれるほどの超優良かつ大企業ですが、海外の通信会社ということで日本の方にはあまり知られていないと思います(私も知りませんでした・・・)。この会社が注目されているのは、つい最近バフェットが株を買ったからです。ベライゾンは5Gサービスを提供しており、今後の成長が期待されています。

では、さっそく見ていきましょう!

 

ベライゾンの企業概要、事業内容(単純事業)


(出典:LOFTY

ベライゾンの前身であるBell Atlanticの 創業は1984年です。その後、2000年にBell AtlanticとGTE Groupが合併してできたのがベライゾン・コミュニケーションズです。

ベライゾンの事業は

①5G等エンドユーザー向け通信
②法人向け通信
③TV放送、エンターテインメント

の3分野です。売上の半数以上はエンドユーザー向けなので、ベライゾンは携帯キャリア、インターネットプロバイダーだと理解頂いて問題ありません。

事業は通信に関するものだけで、投資家にとって事業複雑化、多角化によるリスクが少ない銘柄だと言えます。

 

通信サービスの市場規模(社会需要)


(出典:IBIS World)

上記はアメリカの無線通信の市場規模の推移です。少しずつですが市場規模が大きくなっています。アメリカは人口も増えていますし、携帯を持つ人も増えている他、客単価も上がっているのでしょう。何れにしても通信の需要は無くならず、少しずつですが需要は伸びていきそうです。

 

通信の業界構造(競争要因)

通信業界について5フォース分析をしてみましょう。


(出典:Enterpreneur

先ず直接の競合は他の通信会社ですが、各社のシェアは上記の通りです。大手3社(SprintはT-Mobileに吸収されました)でほぼ独占しています。米国の経済規模を考えれば、通信キャリア3社は少ないくらいでしょう、競争の激しさはそこまで高くなさそうです。

次は顧客との力関係ですが、日本と違ってSIMカードを差し替えれば携帯キャリアは簡単に切り替えられるので、顧客は「3社のうちどれにしようかな~?」と比較されることになりそうです。ちょっとでも料金が高ければ他社に流れる可能性はあるので、顧客の交渉力はやや強いと思います。

仕入先との力関係は、通信インフラは設備を整えることが事業の中心なので、設備関連が主な仕入先になります。設備というと、5Gアンテナや通信ケーブル等ですね。当ブログで「エリクソン」という5Gアンテナのメーカーを紹介しましたが、世界を見回しても5Gアンテナのメーカーは数社と意外に少ないのです。

5G機器メーカーで唯一まともなメーカー!?エリクソンの銘柄分析

モノによっては仕入先が限定されてしまうので、仕入先に対する交渉力は並と言ったところでしょう。

新規参入について、AT&Tは1983年創業、T-Mobileは1994年創業で、昔からずっと通信事業を行っています。日本の楽天のように、後から参入して通信網を全米に整備するのはかなり大変で、新規参入は少ないと言えます。

代替案について、電波や電気信号以外で通信する方法は現在の科学技術ではありません。

上記を纏めると、通信業界の競争は激しくないようです。競合との差別化が難しいのでマーケットシェアを拡大するのは難しく、如何に低コスト若しくは高価格の通信サービスを普及させて収益性を上げるかが鍵となる業界だと思います。その点、5Gでは利用料金を上げざるを得ないので、利用者がどれだけ増えるか次第ではありますが、通信業者にとっては渡りに船で、今後収益性が改善される可能性があります。

 

ベライゾンは顧客を独占しているか(独占力)


(出典:REVIEWS.org

結論から先に述べますと、ベライゾンが顧客を独占するのは不可能です。何もベライゾンがショボいという訳では無く、既述の通りサービス内容で競合と差別化を図り、顧客が「ベライゾンを選ぶしかないな」となることは現実的にあり得ないからです。

アメリカ携帯キャリア3社を比較している情報がネットにありますが、上記の通り通信速度や価格も似たり寄ったり、日本のDocomo、au、softbankみたいなもんですね。

 

ベライゾンに似た事業を他社が始めるか(参入障壁)


(出典:verizon

一般論として通信事業は、土地や通信設備、カスタマーサポートや設備維持の従業員の確保、事業の許可が必要なので、ITや通販、広告や不動産に比べて参入障壁が高いです

他方、ベライゾンが行う通信事業自体に独自性はありません。AT&TやT-Mobileも通信事業を行っており、ベライゾンが独自のサービスを出しても、直ぐに真似される可能性があります。

 

ベライゾンの株価と業績に不一致があるか(株価)


(出典:Macrotrends

上記のグラフは、一番上から株価、EPS(一株当たり利益。これを業績と考えて頂いて問題無いです)、PER(株価収益率。これが高ければ割高、低ければ割安と分かる指標)の順に並んでいます。基本的には2008年から株価は右肩上がりで、業績も少しずつですが上がってきています。

株価が上がるペースの方が、業績が上がるペースよりも早いので、PERが少し上がってきており、今日はPER=11倍です。

この状況は、株式市場は「ベライゾン良いじゃん、どんどん株買ったれー」と過熱気味ですが、業績が株価ほどは上がっていないということです。但しPERがかなり低いので株価暴落のリスクはあまり心配する必要はありません。

 

ベライゾンは割安か(割安度)


(参照:Yahoo!ファイナンス

上記はベライゾンの各株価指標ですが、割安度を示す指標であるPER(株価収益率)はセクター平均より低く、PBR(株価純資産倍率)は平均より上です(参照:gurufocus)。投資家は基本的に業績を見て投資判断をするので、PERの方を重視すると、ベライゾンはやや割安という判断になります。

 

ベライゾンは配当を出しているか(配当)


(出典:macrotrends

配当金は右肩上がりの増配傾向で、今後の増配も期待できそうです。配当利回りは5%近くで、株の平均リターンと同じくらいなので素晴らしいです。

 

業績

売上、営業利益、純利益いずれも2014年からは一定です。
やはり生活インフラはコロナ禍でも落ち込まず強いですね。
2021年第一四半期の売上は前期比4%増の329億ドルです。
BtoB、BtoC、Media何れも売上が伸びたとのことです。

 

財務諸表


2020年は僅かに減収減益となっています。
外出が減ったことで通信利用量が減ったことが主な原因です。


前年比で資産、負債どちらも増加しています。
流動資産が大きく増加していますが、主に現金が増えています。
流動負債は減っており、運転資金が増加しています。


営業キャッシュフローが僅かに増加、投資キャッシュフローもマイナスが増加していますが、フリーキャッシュフローはプラスで手元に資金が残っています。
財務キャッシュフローは小さなプラスで、長期借入の受取金が主な要因です。

 

今後の業績予想


(出典:reuters

2021年の業績予想は上記の通り増収増益となっています。特にワイヤレスサービスが伸びるという予想です。

 

ベライゾン・コミュニケーションズの総評

以下は私個人が行った銘柄評価で、特定の企業や従業員、株主を攻撃する目的はありません。又、各銘柄について絶対的に正しい評価を議論するものでも無い為、私個人の銘柄評価に対する非難や誹謗中傷、嫌がらせはお止め下さい。

さて、しーおががの銘柄評価基準に照らし合わせた、ベライゾン・コミュニケーションズの総合評価は86点です。自己資本比率が低いのはやや傷ですが、キャッシュフローにかなり余裕があって安定感があり、今後の増配にも期待が出来ます。殆ど成長が期待できない通信業界において、少しずつでも成長を続けているところも高評価します。

ベライゾン・コミュニケーションズに投資するかどうか、今後負債を増やさないか注視しつつも「投資する」というのが私個人の判断です。

以上、「バフェットも投資している!ベライゾン・コミュニケーションズ(米国株)の銘柄分析」でした。

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